羽生結弦に見る芸術の力

スポーツの世界は競争世界です。
競争世界のそのものと言ってもいいと思います。

そんな過酷な世界の中から、
競争(対立性)とは正反対の世界が生まれる。
私は、フィギュアスケートの羽生結弦選手にそんな感動を感じてきました。

私の子供のころの夢の一つは、フィギュアスケートの選手になることでした。
その頃はまだ、フィギュアスケートは今のように注目されているスポーツではありませんでした。

その頃に漠然と描いていた夢を、
自身のかわりに現実にしてくれているかのようで、
私は、羽生選手の生き方に共感してきました。

羽生さんの海外のファンは、他のどの国よりも中国のファンが多い。
これは、ほんとうに驚きであると思います。

政治世界では最も対立的になってしまった日本と中国であるにも関わらず、
そんなことはまったく関係なく、日本人の羽生選手を応援してくれる中国の人々。
実に対照的世界を感じます。

通常ならば最もファンが少ないはずの中国なのに、
羽生さんの芸術性を、どの国よりもまっすぐに見つめてくれる中国のファンたち。

その流れを生み出した、震災で故郷を失った経験をもつ羽生さんの、
すべての人々を幸せにしたいという想いと感性。

相互の響き合いが美しい!

フィギュアスケートという枠を超え、その全体の関係性が、
広大な芸術のように私には感じられます。

真の芸術は、人類規模の芸術作品を生み出すのだと思います。

ますます、プロとしての今後のご活躍を期待したいです。

日本は再び戦場に⁈       -ガイアの法則が語る日本の近未来

恐怖への向かい方で、未来は良くも悪くもなる  

  

「生き方を学んで人生を改善しようとしてきたけど、振り返ると何も変わっていない」 

そのように言う人に私はたくさん出会ってきました。  

そうした中で、いくつかのパターンを私は見出しています。  

その一つは、恐怖心への向かい方の錯誤です。  

  

恐怖心や不安感はマイナスエネルギーだから、それから遠ざからなければ… 

と、それを感じるものから目をそらし、見なかったことにしようとしている人が多いのです。  

さも正しそうに見えますが、これは、二元論的発想の典型です。 

不要なものは切って捨てればいいという、短絡的な手術にも似た、善悪二元論なのです。 

 

人間の体に自然治癒能力があるのと似て、私たちの意識には、『危機回避能力』が、備わっています。  

人間は誰もが人生上の事故、すなわち、様々なうまくいかない出来事、悲惨な出来事に遭遇します。これは確率的に当然のことです。  

しかし、人間には、自然治癒能力と同じように、これをあらかじめ避ける能力(危機回避能力)が備わっています。

これが正常に働けば、人生上の事故は避けられるわけですが、上記のような、切り捨て的あり方は、その力を放棄させてしまいます。 

 

 (このような状況の改善を意識して書いた本が『タオの法則』です。とくに五章など参照ください。)   

 

マイナスの事象に対してエゴが反応し、心が揺らぐ時、それは恐怖心や不安感になります。 

それはたしかにマイナスの力を放ちます。  

しかし、軸のある人は、その同じ対象に直面しても、恐怖や不安ではなく、不動の心で向かい合うことができます。  

この時には、単にマイナスにならないだけでなく、それ以上の働きが生じます。       

それが『危機回避能力』です。

  

これが働くと、前方をしっかり見ながら行う運転のように、人生は本人の必要とするところに進んでゆくものです。 

  

意識の世界には、ハナせばハナれる、という法則が働きます。

  

起きてほしくない予感を感じた時、それが起こるのではないかと一人でびくびくしていると、そうなってしまうことが意外に多いものです。しかし、その起きてほしくない予感をたくさん人に話すと、それが現実になることはなぜか少なくなるという経験はありませんか?  

たくさんの人に話すことで複数の人の意識がその対象に焦点を結び、その出来事への路線を変容させるからであると考えられています。 

 

 

いくつかの未来を当ててきた人が、何月何日に地震が起こると表明し、それまでは一部の人しか知らなかったのに世界中がそれに注目し、その日が来ると何も起こらなかったということもよくあります。良い予感は実現するまでは人に話さない方がよいと言われるのも、同じ理由によるものです。 

地球は、太陽系としっかりとかみ合うから、小宇宙として成立します。これと同様に、現実世界にかみ合うことにより、『軸』、すなわち、「宇宙と共振する自身の中枢」は働き始めます。(軸についてはDVDの『タオの宇宙を極める』などを参照下さい)

その対象を本気で直視しさえすれば、その回避は、「宇宙と共振する中枢」が自動で行ってくれるものであり、その性質は、自然治癒力と非常によく似ています。 本来、意識は、情報を受けると、自動的にその人に必要な状態をつくりあげるものですが、恐怖などの二元意識に至るとその逆作用をもたらします。

まとめると、マイナス情報をキャッチした場合、次のように言えます。

・二元次元にある人(エゴ優位の状態) =それを引き寄せてしまう

・一元次元にある人(軸が働いている人)=それを回避する

 

この宇宙には不要なものは存在しません。 

不安感さえも、視点を変えれば必要ゆえに存在しています。 

自然治癒能力が失われれば病気になってしまうのと同様、この力が働かなければ人生上の問題が多発するのは当然のことと言えましょう。 

自動車の運転で習うことに、「かもしれない」運転というのがあります。 

あの道から子供が飛び出てくるかもしれない、といった危険をあらかじめ察知して運転をするから、事故を回避できます。それをしなかったとしたら、当然ですが事故は増大してしまうのと似ています。

かもしれない運転をしたら、マイナスイメージはマイナス現象を引き寄せてしまうので、と行わない運転をしていたら事故にあってしまったという、笑い話のような本当の話があります。

しかし、人生上では、これを行っている人が多いのです。 

社会の中に苦しんでいる人たちがいても、そこに意識を向けると不安が生ずるからという狭い意識の生き方をすべての人がしたとしたならば、どうでしょう。

私たちの社会は自分勝手なばらばらな社会になってしまいます。 

私たちが社会のマイナス面に意識を向ける時、私たちの集合意識は集団軸を結び、危機回避能力が働き始めます。 

次に提供する情報は、以上をご理解の上、恐怖ではなく、純粋に一元意識で注視していただけたらと思います。 

 

101年前とあまりによく似た日本の近年の歩み  

以前、コロナに関して、ガイアの法則から割り出される101年周期(歳差運動から割り出される1611年サイクルの116周期)についてふれました。 

今も不自由な生活が強いられている私たちですが、コロナからちょうど101年前に、スペイン風と呼ばれた感染病の地球規模の蔓延により、世界中が不自由な生活に追い込まれました。 

さて、日本で最大級の影響をもつ人物が射撃されるという、日本ではあり得ないような悲劇が起きた今年2022年ですが、今年から101年前を見てみましょう。 

少し怖くなるほどの歴史が存在するのです。

今年から101年前、それは1921年です。

この年に起きた衝撃の事件があります。 

それは、当時の総理大臣・原敬がほとんど即死状態で暗殺されるという、日本では前例のなかった大事件です。 

この事件は、被害者が当時の日本で最大級の影響をもつ人物であり、その場でほぼ死亡状態に至ったこと、それが組織的なものではなく、社会の不合理に加担したことを許せない単独犯であること、重大な事件を起こすようには見えない物静かな細面の犯人像なども今回の事件と共通しています。 

 

原敬暗殺犯の中岡 艮一

しかも、出来事だけでなく、詳細は省きますが、その背景となる社会の考え方、方向性、方針などの変化も、101年前とそっくりの変化をたどっています。 

今後の流れが気になるところですね。 

101年前とその後の日本は、国は強権性を強め、民衆の価値観も強い二元的方向へと誘導され、気付いた時には上意下達式社会となってしまい、悲惨な戦争へと進みました。 

 

 

今、日本との関係が最も危険な関係となりつつある国は中国です。

前周期では、その後、最初に戦った国が中国でした。1931年、ついで1937年と、中国との戦争へと進み、さらに悲惨な大戦へと突入しています。 

経済の上でも、1927年に金融恐慌、1929年に世界恐慌へと至っていますが、私たちも今、パンデミックやロシア・ウクライナの戦争などにより、大変な経済の不安状態に直面しており、類似の状態に至ることが危惧されています。 

また、政治と宗教の癒着も今日の状況とそっくりで、100年前の日本も政治と宗教団体が強い結びつきを形成していました。 (『日本の戦争と宗教18991945』 小川原正道著 講談社 などが参考になると思います)

そして、その結びつきが、日本を軍国主義へと推し進めました。

このように、これは、局部的一致ではないのです。

社会情勢全体に高い一致が見られ、私たちの社会は同じような路線を歩んでいるのがわかります。

(もちろん、歴史は機械的に繰り返されるものではありませんが、101年周期は、世紀末現象といわれてきた周期と同一と思われ、昔から存在する周期ではありますが、ことに前回のサイクルと今回のサイクルは高い一致が見られます。 

なぜ前回と今回の一致が濃厚であるかについては、次のように私は推測しています。 

歴史には元々、同じパターンが繰り返される性質があります。

前回の周期は、日本が近代化して初めての周期であり、一度フラットになった状態から新たなパターンが形成された最初の周期です。 

そのため、新たな長期周期の最初のパターンとして、強い影響力もっているのではないでしょうか。世界的にも前回の周期は人類が地球規模で活動を開始した初めての時代であり、世界規模でも新しい世界の始まりでした。) 

日本には、新文明焦点として、世界を真に一つに調和させる役割があると私は思っています。

しかし、ジャンプの前には踏み込みがあるように、社会も、飛躍の前には必ず沈み込み現象が起こります。 

日本はその期間にすでに入っており、2048年までがその期間にあたると私は以前から分析しています。 (2012年から入り、2021年から本格的な段階に入っている)

とくに警戒すべきは、社会のメンタル(社会観念)の符合です。

歴史は、社会のメンタルが形成され、それが現象となって進行します。

現在のメンタルが前周期と同一であることは、現象も同一となるであろうことを意味します。  

周期通りに進めば、私たち日本人は再びこの同じサイクルに戦場に導かれることを、周期は警告しているように私は感じます。

ウクライナのような戦場となる悲劇は、決して他人事ではありません。

そこに繋がるような事象に、意識の目を注ぐことが、今、必要です。

 

真に調和的地球社会に至るためには

私たちには誰もが社会という全体性から恩恵を受けています。それと同時に、その全体性に責任を負っています。今現在の私たちの思いや行動によって未来の人々の幸せは、大きく左右されます。私たちの子孫が幸せな日々を送れるのか、それとも死と隣り合わせの悲惨な未来に直面するのか、それは現在の私たちにかかっています。

いざ現実に目を向けようとした時にも、現代は、二元論に引き込まれてしまう危険性に満ちた社会です。

それを避けるためには、情報に接する時、できるだけ事実をストレートに伝える情報を選択することです。

最初から絶対悪ありきの情報は、強い二元論的観念を形成させてしまう性質があるからです

優れたジャーナリストは、純客観的な視点で真実を追究するものです。

同じ批判でも、一元性に基づく質の高い情報に接することは、社会的な視野を偏りなく広げます。

 

今私たちは未来の路線を作っている最重要期間。

こんな大事な時に、私たちは、危機回避能力を奪われてしまっています。

それは、マイナスを見なかったことにする逃避的生き方が蔓延した結果とも言えます。

危機回避能力の喪失は、生命にたとえれば、生命力そのものの喪失を意味します。

生命において、それは生命そのものの危機を意味します。

未来を修正する第一歩は、その未来に意識を向けることです。

現実から決して目をそらさず、上記のような視点で、危機的未来に意識を向け、そこへと繋がるかもしれない現実を注視してゆきましょう!

立春とは?

立春は大きな節目の一つです。

冬至と春分の中間にある節目です。

冬至との違いは、冬至は本質的な節目であるのに対し、春分は、現象として現れてくる節目と言っていいと思います。

陰極まれば、陽となるという言葉がありますが、

一番の陰の極みを通り過ぎるのが冬至、

陰の極みの中から陽が生じ始めるのが立春、

本格的に陽が生じるようになるのが春分

と言うことができます。

巨大な節目のドラマの中にいる私たち

以前からお伝えしていますが、昨年、今年は、巨大な地球周期の節目にあたっており、今回の春分は、私たちの経験する過去最大の春分となる可能性があることから、下記の地球本体に繋がるための音声誘導や講習録も用意したのですが、今回の春分は実際に最大の節目となりました。

『ガイアの法則Ⅱ』をお読みの方は、記憶にあると思いますが、東日本大震災の前に、同地震の震源地ラインに近く大これをきな変動が起こることを私は講演で伝えていました。

この予測は、アイスランドの火山の噴火は、それと表裏の関係にある日本側の変動をもたらすことがわかっていたからです。

 

既に報道で流れていますように、今回の春分前日である19日にアイスランドでファグラダルスフィヤル火山が800年ぶりに噴火しました。

ガイアの法則をお読みの方はわかると思いますが、800年という値は地球自体の周期です。

 

春分は、実際的な誕生、始まりを意味する節目です。

春分前日に噴火、そして、昨日の春分、ご承知のように、これと表裏の関係にある日本側のポイントで地震が起こりました。

春分ぴったりにこれほどの地震は、みなさんの記憶の中にもないと思います。

 

春分前日にアイスランドで800年ぶりの噴火、そしてその翌日の春分当日にその裏側の以前と同じポイントで地震。節目の真っ最中にこれが重なる可能性は、偶然ではあり得ないことが冷静に客観視いただければご理解いただけると思います。

 

前回の東日本大震災の大地の躍動は、いわば新たな時代の命の宿りとしてのはじまりを意味します。それに対し、今回の変動は、実際の誕生への実際的な胎動の開始を意味します。

地震は、地球自身にとっては災害ではなく自身の躍動です。私たちも、たとえば、「~への憧れが生まれた」というように、誕生というものを象徴表現で用いますが、これが躍動です。

地球の躍動というと一般の方々は私ではなく地球なのだと思いこみます。

しかしそうではありません。

人間=地球です。

これらの変動は人間と無関係に生じているのではなく、常に連動しています。

今回もそうです。

何がどう結びついて連動しているかを書くと、理解できる方はほとんどいないと思いますのでここには書きませんが、とても重要な意味がその裏にはあります。

 

今回の春分の正確な時刻は、20日18時台です。

今回の地震の時刻も、20日18時台でした。

節目と大地の変動との関係は、そのタイミングが近いほど、関連性が高くなります。

この巨大な周期の中での過去最大の節目を今私たちは体験している真っ最中です。

潜在意識の理想化に!

人類規模の節目にある私たちは、今、数千年、数万年に一度のチャンスに直面しています。

再び巡ってくることはないこのタイミングは、その後を決定づける最大の変容期間。

これは、昆虫の羽化期間にも似ています。

 

 

空間を自在に操ることのできる存在になれるかどうかは、羽化期間にかかっています。

私たちも、この期間をあるべきように通過すると、空間を自在に操ることのできる自由な存在になります。

 

魂の死に直面する最も危険な期間でもあると同時に、この宇宙に自在に羽ばたく変容の最大チャンスでもあります。

 

この春分に合わせ、意識の羽化条件を満たすことのできる音声教材を作成しました。

 

人類の未来ためにも、ぜひご活用いただければ幸いです。

一人の変化は、全体に波及するからです。

 

意識が体に影響を及ぼすことはよく知られるようになりました。

とくに筋肉は即座に反応し、たとえば不安や恐怖などが続くと特定筋肉が硬直し、神経系の働きが阻害され、内臓疾患など様々な障害に結びつきます。

筋肉の緊張は、繰り返されると習慣化し、心の不安定化や不調(この本質はエゴ化です)にも結びつきます。

つまり、心と体を結ぶ接点は特定の筋肉にあります。この誘導は、その特定筋肉の緊張を外すことで、潜在意識にアプローチできる状態へと誘導し、そこから可能になる潜在意識の制御によって、エネルギー状態を修正します。

 

詳細はこちらをご覧ください。

https://note.com/wanomai

 

3点あり、各税込980円です。

①②③、あるいは①②のセットでの活用がおすすめです。

 

①こころとからだを整える基本~広大な解放と自由の次元へのいざない

②アースチューニングver.1~万象を制御する力を引き出す

③アースチューニングver.2~限界を超える広大な能力を引き出す

私たちは最初から抱かれている

私たちの意識は、私たちが作り上げたものではありません。

 

宇宙が作り上げたもの。 そうである以上、そこには宇宙の性質が働いているはず。 その性質をつきつめてゆくと、愛とは何かが見えてきます。

 

多くの人に愛される人には、ある一つの共通の性質が働いています。

 

≪抱く存在は、抱かれる≫

 

多くの人に愛される人は、多くの人を愛しているもの。

 

しかし、人の愛を切実に求めている人は、人を真に愛する余裕もなく、悪循環が繰り返されてしまうものですね。

 

どこが違うのでしょう。 そこに働く原理を考えてみましょう。

 

物事がうまくゆかない人は、どんな場合でも、中心性の成立(=愛の力の内的成立・動画を参考)を心の力(思考・感情・観念)によって拒否しているものです。 人から愛される人は、人以前に、この宇宙という存在に、ある意味で愛される次元にあるものです。

日本人の距離感とウイルス感染

新型コロナウイルスがなぜ日本ではこんなに抑えられているのかについて、海外の専門家たちの間で様々に推測されているようです。
その一つの意見として、とても興味深いのが、日本人の、人と人との距離感。

 

世界で最も人と人との間に距離をとる習慣のある日本人は、意識しなくても距離をとっている。
この距離感が、感染を防いでいるのではないかという見解です。

 

たしかにそうかもしれません。
私たちは西洋人のようにハグしたりはしません。
握手さえもめったになく、距離をあけた位置から頭を下げるだけ。
ふだん当たり前と思っているこのような関係性が、西洋人には、かなり遠い距離感なのでしょうね。

 

この距離感は、日本人の愛情感覚と密接な関係があります。
西洋人がハグをしきりに行うのは、愛情を感じたいから。
スキンシップで愛情を感じるのは人類共通の感覚。
日本人ももちろんそれは感じます。

 

しかし、なぜ日本人がそのハグを求めないのか。
それは感覚の問題ですから、日本人にとっては、自身の感覚でわかるはず。
そこまでしなくても、私たちは愛情が感じられるからではないでしょうか。

 

むしろ、相手と相手との間に間があることで、スキンシップ以上の交流が生まれる。
それが日本人感覚の特徴でもあり、日本文化の極意でもあります。
間によって愛はよりいっそう深めることができる。
その極みが、茶道や、華道といった日本文化ではないでしょうか。

 

べったりと他に依存するのではない自立した愛。
その自立性が、自身の身を守り、他者との共鳴をより深く育む。
この私たちの【間】というものが今、コロナウイルスによって世界の脚光を浴びつつあります。

新型コロナウイルスの世界的蔓延とガイアの周期

今、私たちは、全国の学校が休校になるなど、今までに経験したことのない緊急事態を経験しています。
日本だけでなく、世界が共通の恐怖に直面しています。
実際、感染が阻止できなかったとしたら、大変なことになると思います。

ガイアの法則の中でふれたように、歴史には、1611年の1/16リズムが存在します。
人類の洗礼的現象は、このリズムで現れることが多いのです。
現在の2020年から、この1611/16年前を計算すると1919年になります。
この1919年は、まさに人類の洗礼的体験の年でした。
この年、世界には、恐怖の出来事が発生していました。
それは、死者数1億、全人類の1/3が感染したともいわれるスペイン風邪です。
1年の誤差もなく、周期リズムは、この周期の年である今年、同じく正体不明確な感染病の世界的感染をもたらしています。
この現象は、歴史的周期の力が関与していると考えられますので、かつてに近い状況に引き込む力が働きます。最善を尽くす必要があると思います。
しかし、この前回の周期において、注目すべき点があります。
それは、第一次世界大戦が、実質、このスペイン風邪の影響により終結に向かったことです。
各国の兵士が感染し、戦うどころではなくなってしまったからです。
人間にはマイナスにしか見えない自然界の猛威によって、人間の戦いが強制的に阻止されたのです。

近年、日本は、中国、韓国などと、今までにない関係の悪化に進んでいます。
世界全体が、戦後最も悪化した関係性へと進んでいます。

しかし今、この感染によって、各国は同じ一つの緊急優先課題に直面しています。
この感染の打破のために各国が手を取り合えば、現在の悪関係が解けてゆく可能性もあるでしょう。
そうでなくても、共通課題は、無意識レベルで人と人、人間集団と人間集団を結束させます。

マイナスの事象は、その裏にプラスの力を隠し持っています。
この苦難が、人間社会の平和に結びつきますように。

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